仏像彫刻初級のわらべ地蔵と白衣観音を彫り終わったお客様から、
次に制作する物のご相談を頂き、弥勒菩薩を彫ることになりました。
こちらの準備をしていきます。
使用している木材は、木目が細かい木曽檜です。
仏像が彫りやすいように考慮して加工しています。
真っ直ぐの木目の柾目を正面に持ってきて、図案を描きます。
木目の年輪幅が狭いほど、彫刻刀で彫りやすく、顔などの細かな箇所の細工がしやすくなります。
今回は、輪郭カットのご依頼も頂いています。
叩きのみを使い、角材から形出しをしていきます。
完成しました!
お客様の手によって、素敵な仏様になることを願っています。
仏師 坂上俊陽
Toshiharu Sakagami
2009年独立後、石川県金沢市にて、工房を構え、
年間20体以上の仏像を納める。
👆オーダーメイド仏像の制作・販売をしています。
👆日々の活動を載せています。
👆制作した仏像・YouTube仏像教室動画講座をしています。
会員のみの仏像彫刻の上達方法や豆知識などをお送りしています。
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